最後まで甘さが抜けなかったチーム:アルビレックス新潟対湘南ベルマーレ@東北電力ビッグスワン

 12月4日に東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた、Jリーグディヴィジョン1第34節、アルビレックス新潟対湘南ベルマーレの試合をパブリックビューイングで観た。その感想みたいなもの。

 新潟の先発は、GK東口順昭、DF西大伍、千葉和彦、永田充、酒井高徳、MF小林慶行、本間勲、マルシオ・リシャルデス、曺永哲、FW大島秀夫、ミシェウ。控えは、GK黒河貴矢、DF鈴木大輔、中野洋司、MFジョン・パウロ、三門雄大、木暮郁哉、FW田中亜土夢。湘南の先発は、GK野澤洋輔、DF臼井幸平、村松大輔、遠藤航、山口貴弘、MFハン・グギョン、永木亮太、坂本紘司、FWエメルソン、中村祐也、阿部吉朗。控えは、GK都築龍太、DF阪田章裕、古林将太、MF寺川能人、永田亮太、FW馬場賢治、チェ・スンイン。

 新潟は大きなサイドチェンジを使って湘南の守備を崩そうとする。が、そのサイドチェンジのパスの精度が高くないので、失点しないで済む。…と言いたいが、残念ながら、開始早々の2分と4分に失点した。2分は、マルシオ・リシャルデスがGKとDFの間を狙ったFKを放ち、それが直接、ゴールに収まった。4分の得点は良く覚えていないのだが、鮮やかに守備を崩されて、フリーになったミシェウに決められた様な印象が残っている。ただ、新潟の攻撃に「サイドチェンジのパスの精度が高くない」と言う印象は付きまとい、その後は湘南も落ち着いて対処出来ていたとは思う。更に、阿部吉朗にボールが集まったり、坂本紘司がゴール前に顔を出し始めたりと、湘南にとってはそれなりに良い兆候も現れ始めた。しかし、阿部吉朗が“持っていない人”になっていたのか、好機を逃し続ける。結局、ゴールは奪えず、前半を2-0で折り返す。

 後半も、構図は変わらなかったと思う。新潟はサイドチェンジを駆使した攻撃をするものの、その精度が上がらず、湘南はそれによって対処出来る。そんな感じで時間が流れた。そして、湘南にゴールが生まれる。16分、湘南がFKを得て、その攻撃は弾き返されるが、こぼれ球を拾ってゴール前に入れる。ゴール前に残っていた遠藤航がヘッドでそれをゴールに押し込んだ。これにより、画面からでも場内の雰囲気の変わったことが分かった。その後、湘南は攻勢に転じる。しかし、新潟も落ち着いたもので、プレスを掛けてその勢いを殺ごうとする。そして、湘南の勢いが殺がれる。完全に失った訳ではないが、何となく、試合を落ち着けられてしまった。すると、地力に優り、決め手を持っている新潟に良い事が起こる。31分、マルシオ・リシャルデスがこの日2点目のゴールを決めて3-1にされる。勢いを殺がれた時点で「勝負あり」と言っても良かったが、この3点目は本当に勝負を決めるものとなった。そのままのスコアでタイムアップ。3-1で新潟に敗れた。

 新潟の攻撃が良かったとは思えなかった。しかし、上手く通ったパスをゴールに決めると言う意志は高かった。だから、序盤に2点が奪え、後半にダメ押しが出来たのだと思う。それに対して湘南は、パスが通ろうが通るまいが、それをゴールに押し込めなかった。今に始まった事ではないが、改めて、「練習が甘い」と言わざるを得ない。緩い状態でゴールを決める練習をしても、あまり、意味がない。同じチームとは言え、守備側の選手は「相手を削ってやる」と言う意志を強烈に見せ、それに対して攻撃側の選手が「それを交わして、絶対にゴールを決める」と言う意志を見せなければならない。それが無いから、少ないチャンスを決められず、大事な所で失点してゲームを失う。最後の最後まで、その“甘さ”は抜けなかった。しかし、これもディヴィジョン1に来なければ分からなかった事。結局、“J1観光”になってしまったが、それを生かせないのでは面白くない。来季はそれを生かしてディヴィジョン2を戦い、もう一度、ディヴィジョン1の舞台に立ち、今度こそ“暴れん坊”になろう。

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