ターミナルとステーション

 先日、JR東海道線に乗っていたときのこと。今は、こちらの車両でもドアの上に電光掲示板があり、色々な情報や注意が表示される。その中に、「平塚駅」のことを「Hiratsuka Terminal」と表記しているのを見かけた。乗っていた列車が小田原行きであったので、ターミナルと言うのは違和感を覚えた。そこで、簡単に調べてみた。

 英語の辞書で「terminal」を引くと、「終点の」「終着(駅)の」と言う形容詞の意味がある。勿論、名詞の意味もあり、そちらも「終点」「終着(駅)」となる。こちらには、「始発駅」の意味もある。さて、語幹と思われる「term」を見ると、「原義『限界』から、時間的・条件的・表現上の限界の意が派生」とあり、参考としてterminusとterminalが挙げられている。terminusは、ローマ神話の境界神、Terminusが語源で、「終点・終着駅」と言う意味がある。

 一方の「station」。こちらも英語の辞書を引いてみると、「立っているところが原義」とあり、「stand」が語源となっている模様。standには、車や列車が一時停止をする意味もあり、そこから来ているようだ。これを考えると、訳語としては駅よりも停車場の方が合っているのかもしれない。駅は街道の中継点で、中国でも日本でも馬の中継点として使用されていた。意味合いは、少し異なるようではある。正直、こちらは詳しいことが分からないので何とも言えないのだが…。

 平塚駅に話を戻すと、この駅には列車の引込み線がある。また、終点になることも少なくない。他の路線との連絡がない駅としては扱いが大きい。神奈川県内で横浜市と川崎市を除くと4番目の人口の多さ、旧海軍の火薬廠(かやくしょう)があり、それなりに重要な地であったことがその理由なのだと思う。その様なことと、後ろ5両を切り離すことから、terminalの表現を使ったのかもしれない。やはり、どうでもよい他愛無い話。歴史の話は、他愛無いものではないけれど…。

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