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zoom RSS 『何か』の差

<<   作成日時 : 2008/06/30 22:54   >>

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 オーストリアのウィーンで行われたユーロ2008の決勝戦、ドイツ対スペインの試合は0‐1でスペインが勝利した。11大会ぶり2度目の優勝だそうだ。クロアチア戦と同じく内容で完璧に負けていたから、見ていた『ドイツ贔屓』の私も途中で「こりゃ、ダメだな」と諦めていたし、それもあったから落胆もしなかった。昔だったら「それでも、ここから神がかり的な何かが…」なんて思っていたけど(笑)。それとは別に、今大会のスペインは『何か』を持っていたと思う。

 ドイツ中心で大会を見ていたので戦前の細かい情報を知らないのだが、とりあえず、目立つのが決勝トーナメント1回戦、対イタリア戦。これで24年ぶりの準決勝進出。更に、過去全ての6月22日のPK戦に負けていたスペインが、そのPK戦でイタリアを下した。詳しくは知らないが、イタリアとの相性も悪く、大きな大会での『ベスト8の壁』にもぶつかっていたと言うから、そう言う『プレークスルー』をしたスペインは正に『何か』を持っていたと言っても過言ではない。勿論、「苦労をした」と言う点ではドイツも負けてはいない。上のクロアチア戦での敗戦により、ホスト国オーストリアとの対戦は難しいものとなったし、準決勝のトルコ戦も「ミラクルストッパー」として大変な試合を経験した。しかし、スペインの様な『ブレークスルー』は持っていなかった。その差が決勝戦で出た。

 ドイツ相手に「誰某が居なかったから」と言う話をしたくは無いが、マリオ・ゴメスとフェルナンド・トーレスの差も出た。フェルナンド・トーレスはイングランドプレミアリーグ1部リヴァプールに移籍してエースストライカーとして開花した。マリオ・ゴメスも所属するシュツットガルトで頭角を表してきた。ともに、今大会の活躍を期待された選手。しかし、マリオ・ゴメスはノーゴールに終わった。フェルナンド・トーレスは、コンビを組んでいたビジャ(決勝戦は怪我で欠場)がハットトリックを決めた初戦のロシア戦で「3点目はトーレスの得点」と言われ、自身も2戦目のスウェーデン戦でゴールを上げた。所属するリヴァプールでは1トップだが、スペインのルイス・アラゴネス監督は2トップを採用し、今一つ、チームにフィットしていなかった。それでも、決勝戦はビジャの欠場があったにせよ、1トップを採用し彼自身のゴールで勝利を得た。一方のマリオ・ゴメスは、2戦目のクロアチア戦で決定的な場面を外してしまい、浮上のきっかけを失っていた。決勝トーナメントではスタメンから外され、決勝戦も出場はしたものの、特に何かの仕事をした訳ではなかった。歴史あるドイツフットボールにこれを言うのは失礼だと思うが、「もし、マリオ・ゴメスがブレークスルーしていたら…」とは考えてしまう。尤も、この様な不利が有っても、決勝まで駒を進め、試合だけは壊さなかったのはドイツらしいと言えばドイツらしいとは思う。

 指揮官の差も出た。試合前にヨアヒム・レーブ監督は「我々は優勝候補らしさを出してきた。決勝では、是非、勝ちたい」とインタビューに答えていた。一方、ルイス・アラゴネス監督は「我々の大きな目標は決勝へと駒を進めることだった。決勝の相手は強豪のドイツとなり、最後の試練だと思う」と答えていた。何か、この辺りにも監督としての余裕の有無を感じていた。追い詰められた指揮官と余裕のある指揮官。どちらが勝つのかと言えば、それは後者であろう。勿論、置かれている立場が違うから上の発言になったと思う。ただ、スペインの方は徹底してドイツを褒めていたと思う。下手に「スペインの方がドイツよりも上だ」と戦前に言ってしまうと、あの恐ろしい『ゲルマン魂』に火を点けてしまう。「それを避けるため」と言うとあまりにもスペインに失礼だが、そんな「駆け引き」も有ったのかな?と個人的には考えている。何から何まで、スペインにしてやられた。

 面白い試合だったとは思う。途中からは、内容面でスペインのワンサイドゲームになったが、立ち上がりはドイツの名に恐れたスペインも見られた。1つのシュート(前半14分のオウンゴールになりそうなもの)から完全に流れを掴み。そのまま押し切ったスペイン。そんな流れの中、効果的なカウンターは仕掛けられなかったものの、ズルズルと点を取られる事無くスコアを僅差のものにしたドイツ。ともに、決勝へ駒を進めるのに相応しいチームと言えよう。フェルナンド・トーレスが「次はW杯がスペインを待っている」と言ったそうだ。多分、ドイツ代表の選手たちも「待っているのはスペインだけではない」と思っているに違いない。最後は、出来の悪い締めで(笑)。

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