「日本一まであと1勝」のこと

 日本シリーズで「日本一まであと1勝」の状態を、どのように比喩するか。良く使われるのが、「王手」。しかし、この「王手」はしっくりしないところがある。それは、相手が3勝を挙げた時である。「王手」には、「解消する」と言う行為がついて回る。解消できなければ、そのまま負けになってしまうから。日本シリーズで3勝したことは、相手が3勝を挙げても無くならない。だから、「王手」は相応しくない、となる。

 そこで、麻雀で用いられる「立直(リーチ)」を考えてみた。麻雀に詳しくないので、ウェブ辞書の意味に頼ってみる。
リーチ【立直】
1 《(中国語)》マージャンで、役の一。手持ちの牌(パイ)を一枚も見せないまま「リーチ」と言って、聴牌(テンパイ)を宣言すること。宣言後は手を変えることができない。「―をかける」
2 転じて、勝利や成功に至るまであと一歩の段階。「優勝に―がかかる」

 2番目の意味に、見事に比喩表現が載せられている。やはり、麻雀に詳しくないので分からないのだが、4人のうちの1人がリーチを掛け、他の3人のうちの誰か1人、或いは、複数人がリーチを掛けても、最初の1人、又は、次の1人のリーチが解消されることはないと思う。

 2チームと4人と言う違いはあるが、「リーチ」のほうが「王手」より状態を表す言葉として相応しいのではなかろうか。先に3勝挙げたチームの「3勝」は無くならず、相手が後から3勝を挙げれば、そちらも「日本一にリーチを掛けた」となる。文字数を考えるのなら、「立直」を使えば良いのではなかろうか。

【補足の蛇足】
 日本シリーズが終わる前に、こんなものを記していた。下書きしておいて、綺麗さっぱり忘れていた。タイミングがとても悪くなったが、勿体無いので上げておく。あと、「王手」のほうにも比喩表現の意味は載っているのよね。ただ、ここを打ち砕かないといけないので、意図的に隠してある。そんな卑怯で貧乏人の駄文。

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