岡本哲司

 FA宣言していた橋本将捕手の横浜入りが決まった。2年契約、年俸7500万円+出来高。細山田武史が独り立ちするまでの“つなぎ”としてはまずまずの金額、と言うのが評価として正しいだろう。橋本本人は、「今まで経験がないくらい必要とされている、と感じた。ほぼ即決」と言っていたようだけど。忘れかかっていたけど、左打ちの捕手なので下位打線に厚みを出すだけではなく、左右のバランスも取ることが出来る。

 バランスを取ると言えば、先日の北海道日本ハムとの3対3のトレードで、横浜の岡本哲司編成部長が「同じポジションに選手が固まり過ぎているので、チームのバランスを整える狙いがある」と説明していた。先日の記事を書いたときは、私はこれを知らなかった。やはり、“新社長”以下の新経営陣の考えたことではなかったようだ。少し気になったので、彼のことを簡単に調べてみた。

 岡本編成部長がその職に就いたのは、今年の11月1日。今季は、田代富雄二軍監督が一軍監督代行になった時に、田代監督代行を補佐するべく一軍総合コーチに就任している。それまでは、二軍ディレクターを務めていた。現役時代は横浜大洋(当時)と日本ハム(当時)に在籍。引退後、日本ハムでバッテリーコーチを務め、二軍監督にも就任する。二軍監督時代に2年連続でイースタンリーグ優勝を果たす。2008年から横浜の二軍ディレクターを務めて、この段落冒頭に戻る。

 日本ハムの二軍監督時代に、今の軸となる選手を一軍に送り込んでもいたようだから、“育成”については実績のある人と言って良さそうだ。また、横浜に、二軍とは言え、ディレクターとして請われているので、“編成”についても“玄人”と言えるのかもしれない。そして、球団社長が変わっても球団に残り、編成部長になったのを考えると、“実権”を握って“やりたいこと”を指揮していると言えるのかもしれない。評価は良いと悪いとの2つに大きく分かれているようだが、個人的には“期待してよい”人と思っている。尤も、昨年までが酷過ぎて、“普通”が“とても良い”に見えているだけかもしれないけど(笑)。兎に角、“狙い”が見えるのは良いことである。

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この記事へのコメント

2009年12月10日 21:50
またこんばんは。

岡本哲司というと、ホエールズ時代は若菜や市川の控え的な感じで特徴の無い地味な選手でしたが… おっしゃるように、育成能力はあるように自分も思います。

ただ、まったく個人的な意見ですが、なんで橋本を獲得したのか… イマイチ納得できません。(同じFAなら左投手って事で藤井でよかったんじゃ…)

これまたまったく個人的な意見ですが、新沼選手にすごく期待していて、できれば新沼選手をメインで、細山田選手を控えって願っていたんです。(野口選手は論外で…)

でも、おっしゃるように、”つなぎ”的な役割で考えれば、橋本選手獲得も、まあ仕方ないかって感じですか…
2009年12月10日 23:53
ゆうちゃんさん、こちらにもコメントを頂きまして有難う御座います。

昨年、石井琢朗の処遇を誤っていなければ、多分、相川亮二が出て行くこともなく、相川と同い年の橋本将を獲る必要も無かったと思います。そして、相川が出ることを承知していたのなら、鶴岡一成を出してはならなかったのですが、こちらも出してしまい、この様な“結果”になっています。

藤井秀吾投手は、2002年の“悪事”を考えると、獲らなくても良かったと思っています。新沼慎二は、正直、“シーレックスのヌシ”と言う感じで、我慢するにはもう年齢が行き過ぎている、と個人的には感じています。それに、今年も怪我でチャンスをふいにしているので、運もないのかもしれません。そんなことで、橋本将の獲得は、“つなぎ”で仕方ありませんね(苦笑)。

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