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zoom RSS “ドイツ代表”ルーカス・ポドルスキー

<<   作成日時 : 2008/06/10 01:01   >>

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 6月7日、ユーロ2008が開幕した。開幕ゲームのスイス対チェコとオーストリア対クロアチア、そして、ドイツ対ポーランドの試合を見た。その中から、勿論、ドイツ対ポーランドの試合の感想。

 結果は、2‐0でドイツの勝利。終わってみれば貫録勝ちと言う面もなくはないが、プレーしていた選手たち、指揮していたヨアヒム・レーブ監督は薄氷を踏む思いだったのではないか。それほどまでに、ポーランドは素晴らしいフットボールをしていたと思う。試合開始直後のヤチェク・クジヌベクのシュートや、1点を取られた後のエウゼビウシュ・スモラレクのシュートが決まっていれば、この試合はどちらに転ぶかが分からなかった。スポーツニュースでは『ドイツの完勝』と言うが、スコアほどの差はなかった試合であったと思う。でも、その中で2‐0と言う結果を叩き出したドイツは、やはり、貫録勝ちをしたと言えるのかもしれない。

 ドイツの得点は、いずれもルーカス・ポドルスキーによってもたらされた。1点目は、オフサイドラインぎりぎりで飛び出したミロスラフ・クローゼが併走するポドルスキーへラストパスを送り、彼が冷静に押し込んだ。2点目は、右サイドを突破したバスティアン・シュヴァインシュタイガーが中央へ折り返し(もしかしたら、シュートを狙って、それがこぼれたと言えるかもしれない)、クローゼがミスショットして浮いたボールにポドルスキーが左足で落ち着いてボレーシュートを打ってのもの。ポドルスキーは、2点目の時には喜びの表情を見せたが、1点目の時には複雑な表情を見せた。彼の生い立ちを考えると、当然の反応だった。

 ルーカス・ポドルスキーは、ポーランドからの移民。今でも、ポーランドには家族や親族が住んでいるそうだ。試合後の会見で「ぼくはポーランドで生まれたし、あそこには今でもぼくの家族や親戚が大勢住んでいる。だから本当に複雑な気持ちだよ。こういう状況になってしまい、心の中では申し訳ないという気持ちもある」と本音を漏らした(鉤括弧内はスポーツナビの記事より引用)。アシストをしたクローゼもポーランドからの移民で、1点目の時に複雑な表情をしているポドルスキーをなだめるように抱擁していた。とても印象的な場面であった。

 2006年のワールドカップドイツ大会でも、この両国は同じグループリーグに入り対戦している。その時は、ダビド・オドンコールのクロスにオリヴァー・ノイヴィルが中で合わせて決勝点を奪った。前回の対戦ではクローゼとポドルスキーが2トップを組んでいて、「ドイツの2トップはポーランド」と揶揄もされた。今回も、多分、同じことはあったと思う。そして、実際にこの2人が絡んで点を取った。見ていた日本人である私も複雑な思いに駆られた…と言うと嘘になるが、クローゼとポドルスキーの抱擁のシーンは脳裏に焼きついている。背景を抜きにしても面白い試合だったと思うが、詳しくなくとも、その背景は感じられた。そんな、ドイツ対ポーランドの試合であった。

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