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zoom RSS 好事魔多し

<<   作成日時 : 2016/07/24 16:53   >>

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 2016年7月21日の『くにまるジャパン』で、八木奈緒アナウンサーが「好事魔多し」を「こうじ・ま・おおし」と読んだのに対して野村邦丸アナウンサーが「こうず・ま・おおし」と執拗に訂正したことについて、リスナーから「『こうじ・ま・おおし』が正解で、『こうず・ま・おおし』は『好事家(こうず・か)』を知っている者が陥る誤用」との指摘があった。確かに、手元にある新明解国語辞典(第六版)には、「こうじ【好事】」項に「好事魔多し」が例示されている。だからと言って、辞書に載っていないことは全て誤りである、とも言えない。私のウェブ検索の方法が悪いのかもしれないが、積極的に「誤用」との理由を示したサイトには当たらなかった。

 手元にある新字源(漢和辞典・角川書店)で【事】を調べてみると、「ジ」音が呉音、「ズ」音が唐音、「シ」音が漢音とあった(訓読みは「こと」)。漢音・呉音・唐音で字義が変わるのかは分からないが、変わらないとすれば、単に発音の違いとなる。でも、新明解国語辞典(同前)には「こうずか【好事家】」項があり、そこには「普通の人には何の興味も無いような物事に関心を寄せる人」との意味が載せられている。つまり、今の日本では、「好事」を「こうじ」と読むのと「こうず」と読むのとでは意味を変えている、となる。

 慣用句を分解して理解することに意味はないのだが、もし、分解して考えてみると、「こうじ・ま・おおし」と読むと「幸先の良いことが続くと思われるときには、とかく、邪魔が入るものだ」と、「こうず・ま・おおし」と読むと「様々なことに興味を持つことには、とかく、悪いことが起こるものだ」と言えなくもない。ただ、現在の世の中での用法が前者の意味に近いと思われるので、恐らく、「こうじ・ま・おおし」と読んでおくほうが良いとは言えるのだろう。

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