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<<   作成日時 : 2008/02/01 23:48   >>

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 ちょっと気付くのが遅くなったけど、こんな話。2月3日が節分で、翌4日が立春。多くの神社や家庭で豆を蒔いたり、関西を中心として恵方巻を食べたりすると思われる。さて、立春と言うと土用(ちょっと強引だが…)。夏の土用の丑の日の時に書いたと思うが、春夏秋冬に土用はある。各々の季節の“立”の前日までの18日間が土用である(平気法によるもの、現在は定気法を用いる為、少し変わる模様)。だから、今は冬の土用である。当然、その中にある丑の日は、『冬の土用の丑の日』となる。2008年は、1月26日がその日だった。

 さて、『冬の土用の丑の日』を調べようと、Googleで「冬の土用」と言うキーワードで検索をした。すると、『寒の土用の丑の日』と言うウィキペディアの解説ページがトップに来る(2月1日現在)。面白そうだったので、覗いてみた。すると、「長野県岡谷市発祥の土用の丑の日の冬版」とあった。何でも、諏訪湖の畔にある岡谷市は鰻の収穫量と消費量が多いそうで、夏に限らず冬にも鰻を食べてもらおうと考えて、岡谷商工会議所が『寒の土用の丑の日』を商標登録している。気になったので、岡谷商工会議所のホームページも覗いてみた。やはり、1月26日にイベントを催した模様。賑々しく、「寒の土用丑の日を全国的に定着するよう、岡谷から情報発信」、「寒うなぎを食べ、冬にも健康スタミナ増進!!」の文字が躍っている。まあ、「冬の商売閑散期に活性化を図る」が本音なのだろうけど(いずれも、ホームページより引用)。

 個人的には、気に入っている。何故なら、多くの人が見逃しそうなものに着目しているから。でも、土用の丑の日は、平賀源内が鰻の販売促進の為に利用したものだから、ちょっと乗り方が…、と思った。…のだが、一概にこれを馬鹿にする訳にはいかない。万葉集には、大伴家持の歌で夏痩せの友人に「鰻でも食って精をつけようぜ」と言う歌が収められており、この時代には夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣のあった事が推測される。でも、これは夏の土用の話であって冬の土用の話ではない。まあ、どっちでも良いのだけど。兎に角、人の目を付けないところに目を付けた岡谷商工会議所には感服している。

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