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<<   作成日時 : 2005/11/24 23:36   >>

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 機会があって、日曜日の深夜に放送された『<PERFECT SPORT>フットサルに情熱をかけるアイドルたち』を見た。厳密には、録画しておいたのを見たのだが(更に正しくは、まだその全てを見ていない…)。アイドル達がフットサルに挑戦したという事で、少しだけ甘い目で見ていたが、この放送を見る限りではそれは捨てたほうが良いと言う事に気が付いた。そこで、色々と感じた事を、相変わらずまとめずに、書いていこう。

 いきなり繰り返しにはなるが、意外とレベルの高いもので驚いた。こういう言い方は失礼かも知れないが、適当な売名行為で流行りに乗ったものと考えていたのだが、その全てではないが一部の選手のテクニックは目を見張るものがあった。「今の日本代表(男子)よりも上手いのでは?」と言うと言い過ぎだが、「ほほう、結構、上手いもんだな」と思ってしまった。もっとも、運動はからきしの私だからそう感じただけかも知れないが、幸いな事にJリーグや海外のプロリーグの試合を見る機会が増えた結果、そんな私でも「上手いプレー」や「凄いプレー」が何であるかぐらいは分かる。だから、この私の見方はそう離れているものではないだろう。そう言うレベルだったので、初めて見るに等しいフットサルの特性が少しだけ分かった気もする。

 先ずは、サッカーとフットサルのルールの違いを少し見てみよう。色々とあるのだが、決定的な違いは、リスタートの方法とオフサイドだろう。サッカーの場合は、フィールド外からのリスタートはスローインになるが、フットサルの場合は、キックインと言う方法を採る。キックインとは、サイドライン上にボールを置いてキックでフィールド内に入れる。これによって、自陣深くからのキックインであってもあっという間に相手ゴール前にボールが入るので、このゲームにダイナミズムを加えていて、面白いルールだと感じた。これは、数年前のワールドユースで採用されていたが、サッカーにおいては定着しなかった。まあ、どちらが良いと言う事ではなく、各々に各々の持ち味がある、と言う事だろう。

 それから、オフサイドがない事によって、よりパス回しの重要性が高くなっている。正しくは、密集地帯での足元の技術とそれから派生する判断力が重要になる、と言う事。足元にボールが収まらないと回りを見る余裕が無くなり、結果として、ボールを他の選手に出す事が出来ない。そうなると、ゲームの流れを作ることが出来ない。そこで、その足元の技術が必要となる。この事自体は、サッカーでも同じだが、より狭いコートで行なわれるフットサルの場合は、サッカー以上にそれが大事になる。出来る人は、これを身に付けていて、そこから試合の流れを見たり、今ある選手(味方と敵の両方)の状況を見てプレーしている人、となるのだろう。

 更に、オフサイドが無い事で、実は、ゴールキーパーとディフェンダーの連携がより重要だと感じた。プレスを掛けて(基本的にチャージは反則だが、それでも体を寄せる事は必要そう)突破された時の対処の為に、ゴールキーパーとディフェンダーの連携がとても大事。これも先程と同じくサッカーにおいても重要な事だが、如何せん、フィールドが狭い事で人の反射速度では間に合わない(神経の伝達速度を上回る状況の)「一対一」が出来てしまう。そこで、ディフェンダーは「突破のされ方」を身に付ける必要もありそうだ。それを上手く導くのが最後尾に位置するゴールキーパーの「コーチング」となる。この事については、この番組で紹介されていた「Carezza」のゴールキーパーがそれを証明しているような気がする。一対一の上手さだけでなく、その指示により、自分の行動の範囲(猶予と言うほうが正しいか)を広げられる。それによって一対一で止める確率を上げていた様に思う。これは、簡単に言うと、不測の事態を減らすと言う事。

 これらとは別に、日本サッカー協会がこの女性芸能人のフットサルの大会を全面的にバックアップするそうだ。広告塔としては最適なものかもしれない。フットサルの現状を良くは知らないが、やはり、一部の愛好家のものと言う面は拭えないだろう。その壁を打ち破る為に、このスフィア・リーグ(女性芸能人によるフットサル大会の公式戦の名称)が一役買う事になる。「やってみたいけど、学生時代にサッカーの経験は無いし…」と言う二の足を踏んでいる女性にとっては、フットサルを身近なものと感じさせるだろうし、アイドルを目当てに見に来た観客にはフットサルを知ってもらうきっかけになるだろう。それに加えて、場所と時間を取らないと言うフットサルの特長から、日本中に広まっていく事は想像に難くない。今の状況でもある程度は広がっているのだから、それはこれによってもっと助長されるだろう。つまり、底辺が拡大する。そうなると、今の子供たちにも影響し、足元の技術のしっかりした選手の育成と言った、日本サッカー界に好影響を与えるだろう。

 だから、日本サッカー協会が前面バックアップしているのだろうが、底辺の拡大はそれ程困難は伴なわないが、観客の育成には若干の困難が伴なうので、その辺のやり方が問題となるのだろう。今の私では妙案が無いので、「まあ、日本サッカー協会は知恵を絞って、折角の『チャンス』を逃さないように…」としか言いようが無い。良い観客が良いチームを育てる事は、色々な場面で証明されているところ。種目は違うが、千葉ロッテマリーンズがその良い例だろう。少なくとも、「可愛い女の子が頑張っている」だけでは済ませたくは無い。

 予告どおり、サッパリまとまっていない形で公開する。とにかく、一過性のブーム(一過性だからブームと言うのだが…)に終わらせず、先を見据えた形で盛り上げていく事が関係者には必要ではないだろうか。出来ないけど見るだけなら、と言う人は多いはず。そんな人でも「楽しめるようにする」と言うのが、今のスポーツエンターテイメントに不可欠だと思う。出来る人は出来ることで楽しめる。でも、それだけだと本当の「拡大」は望めない。如何にして、出来ない人を楽しませるか。そんな事が重要になるのだろう。


【追記】
 素人がチームを組む場合、一番身体能力の高い人をフィールドプレーヤーの軸に据えて二番目に高い人とコンビを組ませる、と言う考え方が成り立ちそうだが、実は、二番目に高い人をゴールキーパーにするべきだと思う。的確な指示と俊敏な反応、これだけでも結構、失点を減らせるのでは無いだろうか。割と点の入りやすい競技の様だが、失点は少ないに越した事は無い。それから、何だかんだ言っても相手からボールを奪えなければ、フットサルも攻撃が出来ない。その為に守備は重要で、その要を担う人の身体能力が低いのでは、ゲームプランも何も無いだろう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どもども〜♪
毎度お世話になっております☆

フットサルの詳しい解説をして頂き、どうもありがとう御座いました!!!

ちなみに、YJシューターズの絶対的なエースは松原渓ちゃんです。
中学時代は女子サッカーの東京代表でした。リフティングも100回以上できるそうです。
現在もその力は衰えることなく、たった一人で敵陣をドリブル突破し、ゴールを決められるだけの力があります。でも、前回は終始2人掛かりの厳しいマーク攻めにあい、思うようにならなかったそうです。
次の大会こそは是非頑張ってもらいたいものです。

ちなみに、“あの子”とも、昔からとても仲が良いですよ。


それから、、BSフジで女子フットサル「スフィアリーグ」の番組が放送されているらしいです。私は見ることが出来ないので分からないのですが、機会があればご覧になって下さい。。。

ではでは
とうきび
2005/11/25 22:48
とうきびさん、こちらこそお世話になっています。

まあ、これは「格好をつけているだけ」です(笑)ただ、ルールから競技の本質が見えると思っているので、少しだけそこにこだわってみました。それこそ、「可愛い女の子がしている」だけで終わらせたくは無いので。

それから、BSフジは、私も見られません。BSデジタルチューナーなんて言う、ハイカラなものが家にはありませんから(苦笑)これさえあれば、日本中の何処に居ても見られるでしょう…と、言い切って良いのかな?そんな状態の私です。だから、やはり、これは見られません(笑)
Yellow Magic Carniva...
2005/11/25 23:31

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